極私的仮想通貨メモ

調べた仮想通貨の投資についての情報を、メモったり、実際に投資してみたり・・・。

ビットコインの適正価格はいくら?

ビットコインの適正価格はいくらだろう。

3/6現在は1BTC=270ドル=32,000円前後で推移しているが、これは適正だろうか?

そうした疑問に、非常に明快な答えを出しているサイトが、英語だけど、ある。


Is $518 the Fair Price of Bitcoin?

海外の仮想通貨ニュースサイトcoindesk.comによれば、ALFAquotesが、様々な尺度から算出した、ビットコインの適正価格を教えてくれるようだ。


Fair price: $518.59 | ALFAquotes - Bitcoin, Cryptocurrencies, Quotes, News, Analytics

現在のビットコイン適正価格は、518$で、現在の価格のほぼ2倍近い値となっている。

この適正価格は、2014年11月4日から表示が始まっており、最初に示された適正価格は822ドルだった。

このサービスの開発者は、価格の算出要素として「マイニング機器」とその「コスト」を挙げ、算出の方法としては、ベンジャミン・グレアム(「賢明なる投資家」で有名、ウォーレン・バフェットの師。)が用いた、年間の利益と、将来の成長性を考慮するやり方を参考にしていると述べている。

グレアムの弟子バフェットは、仮想通貨自体には一定の評価をしつつ、「ビットコインに近づくな」と発言するほど慎重な姿勢をとるだけに、あえて彼らのやり方で適正価値を計るというのは、とても面白い試みだと思う。

Zaifが斜め上の動きを見せている件!

ホリエモンがアドバイザーをしているでおなじみのテックビューローが、昨年一生懸命になって開発した日本発のビットコインウォレットサービス「Zaif」。

私も去年の夏ぐらいにベータ版の申し込みをしたんだが、その後何の音沙汰もなく、「あ~あ、ダメになっちゃったか」とがっかりしていたんだが・・・。

Zaif、復活しとるやんけ!?

しかもウォレットではなく、取引所として。

3月に日本発の仮想通貨、モナーコインの取引所として存在していた「etwings」を買収、名称を「Zaif」に変更し、再オープンしたというではないか!

これを受けてなのか、モナーコインの対円での相場が急上昇。

それまで1MONA=10円台前半で取引されていたものが、一時1MONA=40円を超え、現在も1MONA=24円というところまで来てしまっている。

去年の夏にはzaifを知り、登録までしていただけにめっちゃ悔しい。なんでこの動きをとらえられなかったんや・・・。

悔しいです。

預金封鎖とビットコインの普及、どっちが早い?

最近預金封鎖なるキーワードが話題らしい。


NHKニュースで言及、「預金封鎖」って何?どんなことが起こるの? (THE PAGE) - Yahoo!ニュース

預金封鎖の実例は、終戦直後の日本や、近年ではキプロスの例があるぐらいで、実際そんなに多いとは言えないようだ。

ただ、預金封鎖⇒財産税コンボは、政府にとって最後にして、最高のカードであることは間違いない。

やはりこういう時こそビットコイン!と言いたいが、国内ではビットコインを受け入れる店はまだまだ少ない。正直東京以外では何にも使い道がない。いくら円建てのレートが上昇しようが、食べ物と交換できなきゃ意味がない。

もし円が紙屑になったとき、我々はいったいどうやって物と物を交換するんだろう?

ドルや金を持っている人はほとんどおらず、しかも電子マネーの発達した昨今、今更コインじゃらじゃらでもない。

通貨にも、資産にも、電子マネーにもそれぞれ似ているビットコインを採用すれば、一番楽なはずだ。

流動性を考慮して、それこそ1satoshi(0.00000001BTC)=1円で交換させれば、1BTCは1億円、BTCの総額が2京1000兆円になり、流動性が高まって使いやすいような気がするが、どうか。無茶かw

冗談が過ぎたが、極私的にはどっか潰れそうな小国が、ビットコインを法定通貨にする時代が、近いうちに来るんじゃないかと思っている。

中央銀行を丸ごとリストラできるし、結構いい手なんじゃないか。

今読んでる本「お金の歴史全書」

ビットコイン以前から興味を持っていた、アンティークコインについての勉強のために「お金の歴史全書」という本を買った。

図説 お金の歴史全書

図説 お金の歴史全書

 

この本6000円ぐらいするとっても高い本なので、本当に興味のある人以外は手を出さないのが吉。

前回記事でも論じたように、ビットコインは通貨か、そうでないかについては、いろんな考え方が存在するので、まずは既存の通貨や資産がどういう風に受容されてきたかについて学ばなければならないと思う。

元々コインは、ギリシャで生まれ、ローマに伝わり、そこで大いに栄えた。ローマ帝国後期~末期は庶民でも少額の貨幣を日常的に使用する、現在に近い状態だったようだ。

まだ本を途中までしか読んでないので、ローマ滅亡~中世以降、貨幣がどうなっていったかわからないが、とても勉強になるので、貨幣史、通貨史の勉強の一環として、読んでみてもよいかもしれない。

ビットコインは通貨か?資産か?

なぜか前回記事に3,000ものアクセスが集中し、正直困惑している。

BTCjamへの投資拡大! - 極私的仮想通貨メモ

それはそれとして。

最近の極私的なテーマは、「ビットコインは通貨か?資産か?」ということだ。

各国政府は、貴金属と同じ「資産」ととらえているようだが、果たしてどうなのか。


ビットコインという「通貨」の正体 | 行動ファイナンス小幡績 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

この記事では、慶応大学の小幡准教授がビットコインは単なる投機用の金融商品と断じている。(※Mt.Gox事件直後に書かれたものであることに注意。)

それでは、通貨って、資産って何だろう。

wikipediaによれば、通貨は国などによる裏付けが必要だとある。確かに円やドルは国が保証してくれる。逆に言えば、国が無くなればアウトだ。

だからユーロのように、複数の国で保証する通貨があれば、自分の国が潰れても、他の国の保証の力で、通貨を使い続けることが出来る(これを悪用したのが、ギリシャ)。

一方資産は、それ自体に価値があるものだ。金はその性質から、金自体に価値があるし、土地にしても、「国破れて山河在り」という言葉があるほど、基本的には国とは結びつかない(登記の関係はあるけど)。

じゃあビットコインはどっちなのか。通貨は、それ自体にはほぼ価値はない。1万円札にしたって、元は原価20円程度だ。
ビットコインも、それ自体は単なるデータに過ぎず、これを通貨だと認めない限り、価値は発生しない。ビットコインを通貨として認め、保証するのはだれか。それは普通の国民、市民自身だ。ここ100年~200年の間に、単なる紙切れを、国の力によって1万円とか、100ドルと「思い込み」さらに、それで物を買うということが普通に出来るようになった。それがさらに進んだだけなんじゃないか。国の力すら用いず、しかも実態すらない単なるデータに、価値を感じることが出来るようになりつつあるように、意識が進みつつあるだけなんじゃないか。当分の間は、円ドルのような既存通貨の力を借りる必要があるが、我々の意識さえ先に進めば、ビットコインは既存通貨と並ぶ規模に成長するかもしれない。円の規模は現金と預金だけで約600兆円あるといわれている。そこまでいかなくとも、オーストラリア・ドルは30兆円程度だ。一方ビットコインは最大でも6300億円。円と比べて1000分の1、オーストラリアドルと比べても50分の1程度しかない。そういった意味では、1BTC=100万円という数字も、決して非現実的とは言えない。せめてオーストラリアドルぐらいの規模になりたければ、1BTC=150万円位になっていないといけないのだ。今後は、もっとビットコインの利用が進まなくてならない。退蔵していては、通貨たりえないからだ。

(ダメだ、全然まとまんない・・・。)

BTCjamへの投資拡大!

BTCjamへの投資を初めて2か月経つが、最初に入れた1BTCを元手にドンドン投資していた結果、返済金を含めても、手持ちがなくなってしまった。

そこで、2BTCを追加投入してさらなる投資拡大へ走ることにした。

BTCjamを、もっと多くの人が利用してほしい。

【遅報】Bterに再びアクセスできるようになっている件

先日ビットコインが盗まれたBterだが、徐々に復活に向けて動き出している。

もう一週間も前に復活してたという・・・。

現在復活しているのは、CNY、USD、NXTと限られた通貨のみではあるが、引き出しができるようになっているようだ。

復活して見直してみたら、2BTCぐらいもってたので早く引き出せるようになることを祈るばかりだ・・・。