香港「マイコイン」事件について~もっと勉強が必要だ・・・~
香港のマイコイン事件については、当初は大規模なビットコインの流失があったものかと心配したものの、よく考えれば、現在ビットコイン全体の時価総額が3600億円程度なので、400億円分のビットコインが消えたら、相当いろんなところに影響がないといけないはずだ。
しかし、そうした影響も確認されていないようだし、単にカネを持ち逃げしただけ(それでも十分大事件か・・・)みたいだ。
大ニュースだと思い、早とちりして情けない限り。
もっとビットコイン全体について、勉強しなくてはならない。
~お勉強になるサイト~
ご存じ日本で最もビットコインに詳しい男、大石哲之氏のブログ。これだけいろいろな内容を盛り込みつつ、ビットコインの記事は彼のブログの一コーナーに過ぎないのだから、知識の幅広さには頭が下がる。
毎日のビットコイン相場の分析を行っているのはここだけじゃないだろうか。海外ニュースの記事を素早く英訳し、独自の解説も加え、分かりやすい。
Crypto Currency Magazine / クリプトカレンシーマガジン
ビットコインの少し変わり種なニュースを多く取り上げてくれる。ここのオーナーはラップやヒップホップが好きみたい。
ブログ読者向けの独自トークンまで作ってしまった実践派。ここまでやっているのはこのブログだけ?考察もわかりやすい。
久々にビットコイン投資を再開する直接のきっかけになったブログ。うまく行かないときも決して逃げず、悩んでいると正直に書くところが偉いと思う。
【2/9訂正】香港のビットコイン取引所「マイコイン」が閉鎖!被害総額460億円超
【2/9 20:00訂正】
その後のニュースを見る限り、「マイコイン」は、単に投資家から資金を集めただけであり、全くビットコイン取引所として実態がない可能性が高くなった。
このことから、被害はあくまで法定通貨のみで、ビットコインへの損害がないことがほぼ確実になったため、この記事の内容を訂正します。
以下、参考記事。
香港のビットコイン取引所マイコインが第二のマウントゴックスだというウソ | ビットコインニュースのBTCN
またこんなニュース。
香港のビットコイン取引サイト「マイコイン」がサービス停止=被害者3千人、総額460億円超 (マカオ新聞) - Yahoo!ニュース
総額460億円超ということは、BTC建て(1BTC=27,000¥)にして、約170万BTCの損害。昨年のMt.Goxが65万BTCだった(ソース)から、3倍弱ってところか。
しかしデカい。
果たして、運営側の持ち逃げなのか、それとも盗まれたか・・・。
いずれにせよ、このニュースがビットコイン価格にさらに悪影響を及ぼすことは間違いあるまい。
しかし日本時間の2月8日午後10時現在、このニュースはまだCoindeskには掲載されていない。あくまで日本や香港のニュースサイトのみで報じられている状況であり、大きな影響は、まだこれからかもしれない。
ビットコインの「利益確定」方法を考える~PurseとGyftは使いよう~
昨日書いた記事で、どこへいく・・・?と心配してしまったCryptoCurrencyMagazineさんだけど、この記事には共感した。
極私的には税金を払いたくないというより、払うための手続きが超面倒だ。
もしビットコインの売買で利益を上げてしまうと、利益を証明する書類を、取引業者から取り寄せねばならない。
そういう意味でも、ビットコインが値上がりした際の利益確定について考えておくことは、とても重要だ。
※なお、私は税金の専門家でもなんでもないため、この記事を読んで何かをして、税務署さんに怒られても、責任は持てません・・・。
ともかく、発生した含み益を無くなる前に別の形に換えなければならない。
Gyftって何だ?
Blockchainのビットコインウォレットを利用している人は、マイウォレットの画面に貼ってある赤いバナーを見たことがあるだろう。
ここでAmazonでもなんでも好きなギフトカードを買えばよいのだ。(iTunesカードは日本では使えないタイプらしいので要注意。)
これなら、現金ではなくモノと引き換えただけなので、税金は発生しないはずだ。
Purseという手も・・・
同じくBlockchainのマイウォレットの画面には、Purseというサイトにもリンクが貼ってある。ある意味ここの方がすごいかもしれない。(ソースは大石哲之氏)
アマゾンのあらゆる商品が20%~30%引きで購入できるサイトが登場
このPurseでは、Amazon.comにある商品が2~3割引きで購入できるというのだ。
詳しい仕組みは上記記事で説明されているので省略するが、Amazon.comにはいろんなものが売っている。本、DVD、雑貨、・・・それだけではない、こんなものもある。
ただし価格は10gで約7万円。2/6現在の金相場は1g=5,200円なので、2~3割ほど割高ということになる。
この2~3割はPurseでのディスカウント幅と同じ。
ということは金地金がほぼ相場価格で手に入るのだ。そう、Purseならね。
これは単純に金地金を安く手に入れたい場合にも使えるのではないだろうか。
繰り返すが、私は税金や法律の専門家ではない。このやり方は私が考えただけのもので、あくまで机上の空論だ(確定する含み益もないし)。
だから、やってみて損したとか、怒られたとか言っても、責任はとれないので、くれぐれもあしからず。
いつの間にか大株主の座から転落していた件
ブログ上で名乗る名前がなかったので、名前を付けた。
時代小説好きなので、何でも古風にしたがる。とりあえず尾藤庵通斎(びとうあんつうさい)としておいた。多分すぐ忘れるだろう。
私が極私的に投資した、Sendchatというアプリ。
ビットコインを語ろう2.0さんが推していたので、乗ってみるか!と0.5BTC投資したところ、当時ほとんど誰も投資しておらず、わずか0.5BTCで投資額上位10人に入ってしまった。
0.5BTC投資したら大株主になった件 - 極私的仮想通貨メモ
その後ほぼ忘れかけていたが、2月6日でクラウドセールが終了したことを思い出し、さーてどうなったかなぁ?とサイトを覗いてびっくり仰天。
150BTC(約400万円)もの投資額が集まっている!
私が投資したときにはまだ20BTC程度。そこからよく投資額を集めたもんだ。
ちなみに投資額上位には、10BTCを超える大金を投じた猛者どもがずらり。私の0.5BTCなんぞすっかり鼻くそである。
今回の期限ぎりぎりでの急速な投資の集まり方は、いったい何なのか。
一般にクラウドセールは、ビットコインを独自トークンに換えることが多く、また期限が近付くほど、ビットコインからトークンへの交換レートは不利になる。
GEMZも、最初は1BTC=17,500GEMZもらえたものが、最後は10,000GEMZまでレートが下がっていった。
Sendchatも御多分に漏れずその仕組みを用いていたはずなんだが・・・。
一体何があったのか。詳しい方がいれば、話を聞いてみたいところだ。
Quoineに登録してみた
ビットコインを株や為替のように、普通に取引する層が厚くなることが、ビットコインの価値安定の一つのカギだみたいなことを書いた。
まだ日本では金融規制庁の腰が重く、何の規制もないが、どーせガチガチに規制するだろうし、やりたい放題ともいかない状況。
そんな中、シンガポールを拠点にサービスを開始したのがQuoine(コイン)。
この会社にはかつてサイバーエージェントFXを育てた福寄儀寛氏の他、金融、ITの分野で様々な経験を積んだプロフェッショナルが在籍しているとのこと。
Quoineの特色は、日本円を証拠金として差し入れることで、ビットコインの信用取引ポができること。もちろん、売りから入ってもOK。
また、ビットコインを入金すれば、売りポジションを持つ他人に貸し出して毎日0.05%~の貸出料をもらうことができる。年利にすれば約18%。悪くない。
なんでそんなにもらえるかわかんない人もいるかもしれんので、一応解説する。
当たり前だが、ビットコインを売るには、ビットコインを持っていなくてはいけない。手元にビットコインを持たない人間が、ありもしないビットコインを売るにはどうすればよいか。
誰かから借りればよい。
借りたビットコインを売り、下がったところで買い戻し、現物を返すのだ。
当然タダ貸しするバカはいないので、貸した側はその量に応じた報酬を借りた側から毎日受け取る。
とりあえず私も0.5BTC貸し出すことにした。BTCjamと違って借りた金を返さないケニア人もいないので、たぶん大丈夫だろう。
CryptoCurrencyMagazineよどこへ行く・・・
タイトルの「Crypto Currency Magazine」というのは、ビットコインのニュースサイトである。少なくとも極私的には、ビットコインを一時離れていた昨年夏ごろからお世話になっている。
ここはビットコインほかいろいろな仮想通貨に関するニュースを幅広く取り扱っており、BTCNや、ビットコインを語ろう2.0、仮想通貨新聞、大石哲之氏のブログともども日頃参考にさせてもらっているんだが・・・。
極私的には、最近どうもアングラ方面にニュースが偏りすぎだとおもうのだ。
例えばこの記事。
もともとビットコインは文字通り「コインの裏側」として、マネーロンダリングや、違法薬物の闇取引の温床になりかねない、という側面がある。
大麻(マリファナ)は、いわゆるドラッグと違い、自然界由来のものだ。しかし、世間(少なくとも日本の)一般からしてみれば、所詮大麻も違法薬物もいっしょくたで、「やっぱりビットコインは薬物と親和性が高く危険だ。」と勘違いされても、文句は言えないのだ。(実際、この記事の筆者自身が、冒頭に小向美奈子のニュースに関連づけるような形でコメントしているほどだ。)
もちろん、どんなニュースを取り上げようが自由なんだが、ビットコインを多くの人に普及させるにはイメージが大切だ。
なんだかCryptoCurrencyMagazineをディスったようになってしまったが、CryptoCurrencyMagazineはじめ、各ニュースサイトの情報はとても早く、鮮度が高い。多分彼らは海外からの一次情報に、いち早く当たることが出来ているのだ。
しかしだ、記事の中に佐川クンやセックス教団なんか出てきた日にゃあ、ビットコインって怪しい、怖いもんじゃないの?とか思っちゃうんじゃなかろうか。そのアングラさ、自由さがビットコインの良さでもあるんだが・・・。
ビットコインのトレードに懐疑的といいつつ、テクニカル分析のサイトを紹介する
なんなんだ、これは。
青汁を「マズイ!」といいつつ「もう一杯!」とせがむ悪役俳優と同じ構図だけど、見つけちゃったものは仕方がない。
technobahnというIT系のニュースサイトに、ビットコインのチャート、時系列データ、サイコロジカル、ボリンジャーバンドといった各種テクニカル指標を基に分析したデータがのっている。
(リンクはこちらhttp://w3.technobahn.com/market/technical-chart/1050.html )
テクニカル指標はどうでもいいが、時系列データを置いているのがいい。
大体ビットコインは取引所ごとに値段が異なるし、世界中で取引されているので、始値、終値の概念がわかりにくく、「X日の終値は・・・」といっても、それが日本と海外で最大10数時間ずれることになる。
そこを、なんであれきっちりと始値、終値、高値、安値を示して、分析をしやすくしてくれるのはありがたい。
後は自動売買ツールだな。MT4は対応しているんだろうか?